ある超能力者に、幽体離脱について、尋ねてみたところ、行きたいところに意識を集中するとどこへでもいけるようだ。ただし、3秒以内に戻ってこなければいけないようだ。そうでないと、留守中に自分の体に他の霊が入りのっとられる場合があるという。肉体がほしい霊はうようよしているらしい。

 ヘミシングCD等で、幽体離脱やアストラル界への体験が出来るようになった人々がいるらしいが、副作用というべき様なことが起こるとも限らない。アメリカには多重人格者が比較的多いと聞いていたが、日本でも知り合いにも『いるいる!』ということを聞いたことがある。また一時的にそうなる場合は自覚症状があるが、まったく変貌してしまうともう一人の人格のほうは、まったく覚えていないという。いわゆるジキルとハイドの世界が、現実にも存在しているようだ。

 肉体を持たない浮幽霊というのは、電磁波、それも荒い部類のエネルギーに集まるということを聞いたことがある。また薬物等による場合もあるようだ。皆さんご存知の、アルコールによる変身はその一例に過ぎない。

 本当の自分でいること、またそれを表現することがいかに難しい環境になってきているかが分かる。一生を操り人形(パペット)のような人生で送るか、また誰かの『走り』ばかりの人生で終わってしまうのか、自分を振り返る時がきていると思う。全ての人々が、ちょっと立ちどまって、グラヴィトンの澄んだ鏡の中に映った自分を見つめ直すことが出来たならば、きっと世の中は一変するだろう。